旅行やツアーに帯同する看護師

看護師の転職先には多くの職場がありますが、その中でも旅行やツアーに帯同するアテンダントナースのニーズも拡大しています。具体的には、学校の修学旅行や社員旅行などでアテンダントナースは活躍します。仕事内容については、旅行中のケガや病気などに対するケアが主なものになりますが、それ以外にも、旅行に出発する前の体調管理や心構え、食事の摂り方などの助言やアドバイスをするケースも少なくありません。加えて、旅行が終わった後の疲れやストレスなどに見舞われることがないようにすることも重要な役割といえるでしょう。

旅行自体が好きという人や趣味が旅行などという看護師にはピッタリの仕事といえるかもしれませんが、実際の現場では常に緊張感に包まれることになります。修学旅行などに同行する時には、生徒はもとより教師との円滑なコミュニケーションにも努めなければいけません。看護師に求められるのは、ケガや病気に見舞われてしまった人への対処だけではなく、それらの発生を抑止することです。ケガや体調不良を未然に防ぐことが何よりも大切なのではないでしょうか。移動するバスや電車内でも、生徒の顔色や微妙な体調の変化などにいち早く気づいてあげることが必要です。また、ホテルや旅館での食事についても看護師しての視点を持って対処しなければなりません。基本的には、ホテルや旅館の提供する食事は信頼できますが、食べ合わせやアレルギーの有無などへの気遣いも大事なことです。アテンダントナースには大きな責任もありますが、これまでと違った職場で活躍してみたい方にはおすすめです。看護師として培ったスキルをアテンダントナースの仕事で発揮してみませんか。